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代表からのご挨拶

代表の写真 情報技術の発達により、今までには考えられなかったような <個> の情報が記憶され伝達される世の中になりました。たとえば、スーパーで売られている1本の大根が、××県の○○さんが生産した大根であることが判ったり、市民マラソンに参加した友人が今どこを走っているのかが携帯電話で瞬時に判ってしまうような時代です。個人の情報でも、ありとあらゆる情報が、当人が好むと好まざるとに関わらず、社会の何処かに蓄積されていっているのが現実です。

 このような <個> の情報は適切に管理され、適切に活用されれば社会生活の質の向上に貢献するのは勿論ですが、反面、不用意に流出したり、悪用されたりすれば多大な害を及ぼす事も事実です。
 はたして現代の企業社会で <個> の情報は適切に管理されていると言えるでしょうか?人間による適切な管理を欠いた結果、メディアが報じるが如く、個人情報データの流出という不祥事は後を絶ちません。また、これらの <個> の情報を分析、加工することにより経営の質的向上を企ろうとする努力はあちこちで行われてはいるものの、まだまだ十分な段階ではなく、その発展はまさにこれからです。

 そこで私は次のように考えます。

 管理面では、デジタルで蓄積されている <個> の情報は ”その巨大さ” と ”伝達の容易性” ゆえに適切に管理されなければ極めて危険な代物と言えますが、その最終的管理責任はシステムではなく、人間にある、即ち、情報処理に関わる人々の質の高さに依存すると思います。
 原子力はその破壊力ゆえに危険度も高く、管理の壁が2重にも3重にも張り巡らされていますが、核ボタンを押すか否かの判断は一人の人間の判断です。これに似ているのではないでしょうか?

 活用面では、管理強化だけが目標ではなく、社会や職場の QUALITY OF LIFE の向上こそが最終目標であるとの認識の上に立つ事が大切だと思っています。
 例えば、過去になかったほどの多面的な情報が集積されている最近の企業の人事データ、これらは単に人事異動や昇給・昇格に使うだけではなく、個々人の個性に合った社員教育に使うことで研修効果を格段に高める事ができるはずです。
 また、個人別データに人間心理学を加味して座席配置などを工夫すれば、快適な職場環境作りに役立つでしょう。

 私たちは、このような時代認識と問題意識の上に立って、人間臭さを失う事無く、愚直に <個> の管理を徹底させ、 経営の効率化に貢献できる 集団でありたい、 ”現在の管理” だけに満足することなく、 <個> の管理を通じ、 ”未来に向けた” 戦略策定・意思決定の迅速化に貢献できる 集団でありたいと願っています。

代表取締役 重 野 悟

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